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妹と兄33

妹兄33
『少々お待ちください』
「奥様ー ユィナ様とうちゃくで~す♪」
 使用人が居間にいる主人に告げると、
「はいはいはい~」
 爆音のハードロックがをかけ、そわそわしていた女はパタパタとスリッパを鳴らし駆けて行った。
「きたきたきたー♪ いらっしゃ~い。入って、入って」
 酒焼けのようなだみ声の女は、玄関を真っ先に開けていた。大きなアーチ型の門の脇にある通用門の錠の外れる音がし、あたしはドキドキしながらくぐり抜けていた。距離のある玄関先に、コスプレみたいなメイドさんがたちが数名並び、男装の令嬢みたいなヒロミさんが、笑顔で出向かえてくれた。



「大変だったわね…。ミィナから久しぶりに連絡が来たの。驚いたわよ…。おとうさんのこと怨んでる?」
「…ううん。あたしは、おとうちゃんのこと、なんにも怨んで無いです…。だって、おとうちゃんだから…」
「そう… えらかったわね~」
 ユィナの母が、ヒロミに出会ってからもう数十年の月日が流れていたが、ますます妖艶になった女の瞳から、ポロポロ涙がこぼれていた。
「はぁ~ ほんっとアタシも、もうろくしちゃったわ」
 ハグしてくれていたヒロミが、ユィナを見つめて言った。
「アタシの知ってることは全部教えて上げる。そういうことでいいんだよね? 母親の裏の顔見ても…驚かない?」
「はい」
 頷くユィナの真剣な眼差し。
「(それは無理… きっとあなたは、どん底に落ちる…)あ、でもいきなり話すつもりはないの。疲れてるでしょう? シャワー浴びる? お腹は?」
「いぇ 大丈夫です…」
ギュギュギュィューキュルルル キュ
「あれー? うふふふふっ」
 ヒロミがにんまり微笑んでいた。
「あ…」
 いきなり腹が鳴り、顔を紅くしたユィナだった。
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