スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

妹と兄49

妹兄49
 彼の背中や頭を、小突いたり揺すったりしたが、起きる気配は無く、通るサラリーマンに冷やかされ、誰も居ないと思って座り込もうとしたカップルが慌てて引き返し、冷や汗が流れていた。すると、聞き慣れない着信音が鳴りはじめた。
『あっ! 誰でもいいからこいつの知り合いにきてもらえたら』
 逃げ出したい一心で、彼のポケットから鳴る携帯を探ろうとしたら、手をつかまれてしまった。
『キャッ! やっぱり起きてる! いいかげんにして!』
 振り払おうとしたが、離してくれない。
「アイシテル。アイシテル…」
 寝言のような呟き。
『薬飲み過ぎたせいでただの酔っ払いなのかな? おとうちゃんみたい。うふふ』
 ユィナが力の緩んだ手を離そうとすると、男の顔が胸に摺り寄ってきた。
『いゃあああああ!』
「好きだよ、好きだ。愛してるんだ…」
 男はユィナに愛を囁きながら、覆いかぶさっていく。
『誰かと勘違いしてる! やめて! やめなさい!!』
 胸から顔へ上がってくる男は彼女の首筋にキスをし、
チュッ チュッ チュ チュ
 唇を求めるてる彼から、顔を逃がそうとしたが、両手首とも背後でつかまれ、自由を奪われたユィナは怯え凍りついた。
『イタイ! やめて! やめて! やめて!』
 夜の片隅で見知らぬ誰かの餌食になっていくユィナ。少しでも気を許した自分が許せなかった。でも、大きな声で誰かに助けを求めることはしなかった。
『声を出せば野次馬が寄ってくる! 誰も助けてくれない…。ここにはあたし以外誰も居ないんだ! 警察は…』
 彼女も少しづつ体がふわふわとするようなダルさを感じ始めていた。それは、普段より多く飲んだ鎮痛剤が効いていたせいだった。
▼応援してもらえると、書く気力が沸いてきます。

アルファポリスで応援

にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(愛欲)へ
にほんブログ村で応援

関連記事

テーマ : 官能小説
ジャンル : アダルト

コメントの投稿

非公開コメント

検索フォーム
カウンター

現在の閲覧者数:
はじめから読んでくださいね

■全ての記事・小説のバックナンバーを表示できます。

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
プロフィール

C.B

Author:C.B
C.Bの恋愛官能小説ブログへようこそ。ここは。「ふたりの彼。玩具の私」と、その続編「妹と兄。そして震える母」の書庫になります。

■ご注意:当ブログの小説の無断使用はできません。著作権利は作者C.Bが保持しています。お問合せはページ内にあるメールフォームをご利用ください。

筆者にメール

名前:
メール:
件名:
本文:

 
応援してください
★このサイトにチップを贈る
このサイトへチップを贈る
★ポチッと応援お願いします。
書く気力が沸いてきます。
アルファポリスで応援
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(愛欲)で応援
にほんブログ村ランキングで応援
ランキングサイト
相互リンク
RSSリンクの表示
QRコード
QR
Twitter
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。