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妹と兄55

妹兄55
「でも、起こさないとあたしもやばい。チヒロちゃんは足を引っ張って」
「うん」
「あたしは上を押しやるから、せーので」
「はい!」
「せーの!」
 彼の足が地面に着き、普通に座らせることができたが、やっと開放されたあたしの足はジンジンと痺れ、すぐには言うことを聞きそうになかった。
「おにー起きろ! 起きてよ! 知らない人に迷惑かけてダメ兄貴!」
 妹は兄の頬を本気で引っぱたいていた。
「イテ~ な、なんだよ…」
 一撃で、意識が戻ったユウキ。
「ほら起きて、起きるの! すぐそこまででいいから自分の足で歩いて! もぅ、しっかりしろ!」
 駆け付けたミィナが、彼の脇を担ぎ上げた。
「ごめ…」
 ふらついてるユウキが、うな垂れて答えた。
「えーっと、オカムラさんでしたよね? できたら一緒に車まで来てもらえませんか? きちんとお詫びしないと」
「あぁ、いえいぇ、礼には及びませんから」
「おねーさん一緒に行こうよ、お家まで送ります。ここ暗くて怖いよ~」
 兄の腰を押さえてるチヒロが言った。
「いぇ違うんです。足がそのぉ~ 痺れて動けない…」
「そうなの? ユウキ! あなた自分が何したか分かってるの! また戻ってきますからそこに居てくださいね」
「あっちゃー ごめんね。アホな兄で」
 彼らが離れていくのを見て、
「ふぅ~」
 ユィナはため息を一つ吐き、ポンッと立ち上がると、彼らとは逆の方へ向かって歩きはじめた。街明かりを目指して歩くとふいに笑みがこぼれていた。
『あたしがぶん殴れば良かったか? ウフフ
 あっダメ! あぁもぅ~』
 彼女は仕方ないと引き返し、彼らの後を追った。
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C.Bの恋愛官能小説ブログへようこそ。ここは。「ふたりの彼。玩具の私」と、その続編「妹と兄。そして震える母」の書庫になります。

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