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妹と兄56

妹兄56
『影に侵されている…、この娘は影だ! あぁあああああああああ! まさか! まさか! あなたはもう一人の、私の子! あぁぁあああ』
 ユタカが忌まわしい死の影に包まれていった、おぞましい”あの日”の羽音が聞こえ出すのではないかと、怯え震えるミィナ。
『はぁはぁはぁはぁ なぜここなの?! なぜここに居るの! この公園はユタカと私が結ばれた大切な場所! なぜあなたたちがここに…。まさか、引き合っているとでも言うの?! あぁああああ、あなたは誓いを破った! あぁあああああ! ユウキ!』
 ミィナは眩暈を起こし、チヒロと話し合ってる娘に悟られないよう、よろめくように運転席へ滑り込むと、どこかに転がっているチヒロの派手なサングラスを探し、ハンドルを握り締めた。彼らは、ドアのすぐそこまで迫って来ている。
「ねぇ。いいでしょう? 何かほんとにお礼がしたいの」
「あ。これ」
「ん?」
「落し物~ ヤマキタユタカさんの小説だよ。あたしもこの人のファンなの。元々おかあちゃんが好きだったんだけどね」
 ユィナはそれを、バックから取り出していた。
「ぇーっ! なんでユウキが持ってる、また怒られちゃぅじゃん!」
 本を受け取ったチヒロは困った顔をしていたが、
『その本!』
「お、お嬢さんありがとう。ほんとありがとう。いつか、いつか。このお詫びは…」
 怯える母の思いは確信に変わっていた。
『引き合っている! ユウキとこの娘は、互いのことを求めてる!』
「乗って、チヒロ! 出すから」
 震える声が、早口でまくしたてていた。
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C.Bの恋愛官能小説ブログへようこそ。ここは。「ふたりの彼。玩具の私」と、その続編「妹と兄。そして震える母」の書庫になります。

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