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妹と兄67

妹兄67

 チヒロは楽しみにしていた映画もお預けになり、後ろでのん気に寝てる兄を呪い、突然人が変わってしまったような母のことが気がかりだったが、また怒鳴られるのが怖く、ずっと俯いていた。
「うわぁあ」
 車が急に横揺れし、間近でけたたましいクラクションが鳴り響いた。チヒロが思わず顔を上げると、ミィナは左折しようとし、先に入ろうとしていた車を追い越す勢いで進入し、速度を上げていたのだ。
「危ない! ママさっきから変! 具合でも悪いの? あぁああ、汗、額に汗がすごい。どうしたの? 何があったの? きっと疲れてるんだよ。その辺で休憩しない?」
 チヒロは母をなだめようと必死だった。
「…あの子にはもう二度と会ってはいけない。会わせてはいけない」
「どうして? なんで?! ユィナさんおかしな人だった? そんな感じはしなかったよぉー」
『あぁああああ。ユィナ! ユィナ! 私の娘! 女の子だったらそう付けようとユタカと決めていた名前! 会わせない! 会わせたら… 会わせたら…』
『なぜ私たちも分裂してしまったの?! なぜあなあたちは死んでしまったの? もう一人の自分を見てはいけない! もう一人の自分を見てしまったら、影に犯され死んでしまうんだ!』
 説明のできない忌まわしい過去”ドッペルゲンガー”の悪夢が蘇る。
「家へ帰るんだ、帰ってあなたを送り届けたら私たちは消える! それしかないの!」
「キエル… 消えるって? あなたって、私? どこへ行くの? どこに… いやだよ、そんなのイヤだママ! 何を言ってるの、ママぁあああああ!」
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C.Bの恋愛官能小説ブログへようこそ。ここは。「ふたりの彼。玩具の私」と、その続編「妹と兄。そして震える母」の書庫になります。

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