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妹と兄70

妹兄70
『狂った、私は狂った! そうよ、私はあなたたちに会う前からおかしくなってたのよ! 私がほんとに愛したのは、あの人だけ…。そして、最愛のユウキ。分かってください。分かってください。ごめんなさい、ごめんなさい! チヒロちゃん、あなたも愛してた。パパのことも好き。だから、もう一緒に居られない… あなたたちにまで影が襲うかもしれないの。いえ、それは既にはじまっていたの! ごめんね。ごめんね。ごめんなさい!』
 ミィナは話し続け、言わなければいけないことの全てを話していた。だが、ミィナは、狂ってなどいなかった。狂っていればどんなに楽だったかと思っていた。だが愛する人にたてた誓いは、あまりにも大きく分厚い壁のように自分自身を覆っていた。
「もうダメ… もうダメなの…
 影が現れた…
 あいつは約束を破った…
 あの子は私の…
 化け物…
 呪い…
 悪魔…」
「いゃああああ! ママやめて、もぅやめて! ママが好き、愛してる! もうやめて!」
「あぁダメ! チヒロ!」
 叫ぶチヒロにしがみつかれ、ハンドルを取りそこなった車が、大きく揺れ蛇行すると、中央分離帯を突っ切り、前方から迫る大型トラックのライトの真っ白い光に、運転席が包まれていった。
「きゃああああああああ!」
「いゃあああああああああああああああ!」
 山道のカーブでガードレールに車体を擦り、バウンドしながら走る車体の軋む凄まじい音、飛び散る火花、鳴りっ放しのクラクション、制御の効かない車で、二人の目に大空が見えた。
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C.Bの恋愛官能小説ブログへようこそ。ここは。「ふたりの彼。玩具の私」と、その続編「妹と兄。そして震える母」の書庫になります。

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