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妹と兄71

妹兄71
 カラカラカラカラカラ コトン…。
車から外れ跳ね回っていたタイヤホイールが、道の真ん中で止まった。

 車はガードレールと、二重になった落下防止柵を突き破り、前の一輪だけを空に浮かせ停車していた。衝突しそうになったトラックの運転手が、座席から降りるとその場でへたれ込むと、一台の急停車した車から男性ドライバーが、携帯で消防に通報しながら駆け出していた。
「事故だ、事故! 大破してる。大至急救急車よこして、大至急!」
 男が事故車両を遠巻きにしながら近づくと、運転していた女性のもつれた髪がエアバッグにのめり込み、後部座席から伸びたが蒼白な手、助手席側はグチャグチャに壊れ、あちこちが鮮血にまみれていた。
「こ、こりゃあ酷い…。おい! 意識有る奴いるかー! おーい!」
 無我夢中で声をかけていた男は、猛スピードで迫ってくる車の音に気づいた。
「あぁあああ、やばい!」
 車はシルバーのベンツ、事故現場を回避しきれず落ちていたタイヤホイールに乗り上げてしまい、ブレーキの効かない車体が滑るように火花を散らし、山側斜面を覆う石段に衝突してしまい、衝撃で横転する車はやっと止まったが、立ちのぼった黒々とした煙が一瞬にして火柱となり爆発した。

 燃え盛る車から火にまみれたスーツ姿の男性が、転がるように飛び出していた。のたうち回りながら手を伸ばし、こちらへ歩み寄ろうと必死にもがいているように見えていた。
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C.Bの恋愛官能小説ブログへようこそ。ここは。「ふたりの彼。玩具の私」と、その続編「妹と兄。そして震える母」の書庫になります。

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