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妹と兄72

妹兄72 ミィナ

 母はやっと探しあてた場所に、たどり着いていた。
『行かせるべきじゃ無かった。あの子の夢を奪ってでも行かせてはいけなかったんだ…』
 探しだした相手と、いきなりは合うのは難しいだろうと携帯をかけていた。番号を押してはためらい何度か、かけ直しやっと出た相手に話しかけた。分かってはいたが、すぐに切られてしまい、彼女は目の前のおんぼろアパートを見上げ歩きだした。

コンコン
「勧誘お断りだって、何度も言ってんだろ! ぁあ…」
 ノックの音に戸を開けてしまった男は、新聞屋ではないことに驚いていた。
「くそぉっ!」
 憎んでも憎み切れない女が、寂しげな顔でそこに立っていた。
「元気そうで良かった…」
 彼の部屋には似合わない、綺麗に磨き上げられたギターが、今でも壁に立て掛けられていた。

 ふたりは、何も話さず外の空き地まで歩いた。
「なんでここが… 分かったんだ…」
 先を歩いていたアキラが振り向いて言った。
「息子の居場所を知らない親なんていない。これを受け取って。こ、このお金で、ユィナを連れ戻して一緒に暮らすの! そしたら私は消える…。あなたたちとは一生会わない…」
「金? 金なんかいらねぇーよ! お前の金ならもっと! 消える? 消えるってなんだ? ふざけんなババァ!」
 アキラは彼女を突き飛ばした。
「あぁ!」
 地面に倒れた母は、飛ばされてしまったアキラ名義の預金通帳を拾い上げた。
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C.Bの恋愛官能小説ブログへようこそ。ここは。「ふたりの彼。玩具の私」と、その続編「妹と兄。そして震える母」の書庫になります。

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