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妹と兄93

妹兄93

『ヒロミさんは、ああ言っていたけど、会いたいな~ 会いたいよ。でも、いつ連絡すればいい? あぁ、そうだライブとかあったらそれに合わせた方がいいよね。迷惑になるかもだし。ドキドキだ』
 イベント情報誌に目を凝らし、RN!の名を見つけあたしは舞い上がり、小さな記事には”事情により定期ライブ中止”と書いてあった…。
『あぁああん、何があったんだろ。ハァ…』

 ユィナは萎れた花のようにトボトボとヒロミ邸まで歩いた。街並みを眺めていると、音楽ショップのウィンドウに釘付けになり、店に飛び込んでいた。

『わぁ~♪』
 そこはインディーズコーナーだった。RN!用のミニコーナーが設けられていて、ライブ中の小さい生写真とか、”当店イチオシ! 超オススメ! RN!”と、書かれた手書きのPOPが飾られ。嬉しくてたまらず一枚のCDを手にした。ジャケットはどす黒い渦が描かれ、中心にロゴが入っているシンプルな物。裏を見た彼女は、小さく書かれたクレジットの一文に、目頭を熱くさせた。
”蒼い月。いつまでも連絡を待つ”
『…ありがとう。…今頃どうしてるの? あたしにも連絡くれないって酷すぎだよ。でも、会いたい、会いたい、会いたいよぉ、もう会えないの? そんなの嫌だ! 嫌だ! 嫌だ! あたしが嫌いになった? どうして何も言ってくれない? 会いたいよぉ、会いたい! アキラおにぃちゃん!』
 そんな彼女の様子を背後から見つめる一人の男が居た。被ったつば広の帽子の奥から、鋭い眼差しを向け、CDを買ったユィナを見送ると、彼女が見ていたCDを、男も手にしていた。
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