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妹と兄97

妹兄97
『お婆ちゃんは、きっと作者のお母さん。可哀想、かわいそう…』
 はらはらしながら見ていると、その老婦人と目がってしまった。彼女はにこやかな顔で、あたしに向かって手を伸ばし、
「あぁ。ユウタ。ユウタ。来てくれたんだね。どこへ行っていたんだい? かあさん、ずっとずっと、君に会いたかったんだよ。ユウタ」
 語りかけられてしまった。
『ユウタ? 先生の兄弟?』
「お婆ちゃん、だめよ」
 さっきまで刑事とやりあっていた叔母さんも、あたしを見た。
「あぁ! ………」
 驚いて、口ごもった叔母さんは、あたしの持ってる真っ黒な紹介状に、求人の子だと気づいたらしく『ごめんなさい』と、手を合わせ頭を下げ、救急車に乗り込んでいった。
『何か言いたそうだった…』
 聞こえなかった叔母さんの言葉に、衝動を抑え切れずほんとの野次馬になっていた。
「あ、あの。いったい何があったんですか」
「あのね、ここのばーちゃんね、むかーし双子を生んだんだって。でも、生まれてすぐ片割れが死んでね、死亡届けは出さず庭に埋めたとかだって。でもね…」
 隣にいたお爺さんに、そう教えてもらった。
『ユウタとユタカ、双子? あの叔母さんあたし見て、何か言おうとしてた』
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C.Bの恋愛官能小説ブログへようこそ。ここは。「ふたりの彼。玩具の私」と、その続編「妹と兄。そして震える母」の書庫になります。

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