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妹兄161

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 病院に着いたユウキは、いつものように受付でIDカード貰いを首に下げ、鉄柵の扉を開けてもらったが、考えあぐねたまま、一歩、また一歩、母の病室へ近づいていた。
『どうすれば話してくれる…、どうすれば…』
 病室の前で立ち止まり深呼吸し、ドアをノックし開けようとしたら、いきなり誰かが出て来た。
「うわっ!」
「おっと、ごめんなさい… 息子さんでしたか、こんにちは、少し不安定だったようで様子を見ていたんです…」
「急に出てきたから驚きました、母に何かあったんですか!」
「いえいえ、眠れていないらしいって看護師から報告があって、問診してたんですよ、それ以外は至って平穏に過ごされてますし、怪我のほうはもう平気でしょうから、外泊などの許可も出せそうです」
『一人で問診…』
 何気に思ったユウキだったが、
「そ、そうですか! それを聞いて安心しました、ありがとうございます」
 お大事にと言われ頭を下げて見送ると、初老の医師は立ち止まり白衣についた埃を払っていた、その様子に胸騒ぎを覚えた彼は、急いで病室に入っていった。

「ミィナ!」
 いつも座っている椅子に母の姿は無く、日用品を入れたバッグを放り投げ、ベッドに引かれたカーテンを思い切り開いた。
「ママ!」
 息子はギョッとしていた、暗がりのベッドにミィナが突っ立っていて、羽織っているカーディガンの胸元から糸がほつれ、それは、さっき払われていたゴミと同じ物だった。
『あぁ まさか!』
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