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妹兄55-1

妹兄55-1

「だいじょうぶですかー? 足は平気?」
 走ってきたチヒロ。
「うん。もぅこのとうり~」
「じゃいこーう。お腹空いてない? なんだったら家来て泊まってってもいいよぉ」
「あっ。いいよいいよぉ~ そんな」
「ダメ! 絶対ダメ! ここで帰したらママに叱られるし、私が、兄に土下座させて謝らせるから」
「うわぁ… あは。
 でも、ほんといいの。少し一人になりたかったから…」
「えぇえええ! どうしたの、何があったの? やっぱり兄になんかされた? うわぁあああ~」
『全部夢かも?』
 あたしはたしかに凹んでいて、眠る彼にされてしまったことが本当にあったことなのか分からなくなっていて、健気な女の子を邪険にあしらうこともできなかった。
「ナイナイ、無いから安心して」
「はぁ~良かったぁ~。と、ところで、ユィナさんって。どこに住んでいるのですか?」
 チヒロは申し訳ない気持ちがいっぱいで、急に緊張していた。
「ビジネスホテル」
「ほんとに今日こっちに来たんですね。どこから来たのですか?」
「北海道の旭川だよ」

 車に寄りかかる母が待っていると、道路までの段を上がって来るユィナが街灯に照らしだされていった。
『あぁあああああ』
 その顔に見入ってしまったミィナは愕然としてしまっていた。背格好や雰囲気に男女の差はあったが、その目は最愛の人の物だった。その時、突発的な偏頭痛が頭を締めつけはじめた。
『うぁあああ。痛い! 痛い! 痛い!』
 全身から冷たい汗が流れると、ミィナはその娘の目に流れ始めた”影”を見た。それは、一瞬でユィナの両目を、光沢も何も無いただの”黒色の目玉”に変えていた。
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