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146-4

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 おばさんも、おじさんも。折れるようなおじぎを何度も繰り返し、外へ出ていくと、もう一人居た医師がモニターに映る、患部をコンコンと叩き、話し始めた。
「こんな波形信じられるか、こんなに活発に動いてたら。普通ならまともな生活は送れてないぞ…、ましてや”こいつ”は、神出鬼没なんだ。機械がまた故障したのかと思ったさ」
 医師はオペレーターに怪しい目を向けた。
「メ、メンテは三日前にやりました、微調整はほぼ毎日、先生たちもも見てたじゃないですか機械じゃないと思います。ここだけの話、なんか未知の力を発揮してるとか… ハハッ」

「おいおい、そう簡単に言ってくれるな、手に負えなくなる、なぁサイトウ?」
「そうなんだ、まるで、まるで、体のどこかに隠れていてたまに顔を出すなんて、共存してるとしか思えないんだ。この状態で普通に生きて来れたことは奇跡なんだ…」
 サイトウは、夫妻に言えなかったことを口にし、ミィナの病巣を発見した時の波脳が活発に動く様子、脳を多い尽くす程の赤いグラデーションを、食い入るように見つめていた。

 ミィナは、病室に戻りうたた寝をしていた。ユタカと肩を並べ、楽しげに話すベンチ、ここはいつかの公園。そこここにいる鳩たち、誰かの上げる餌をついばみ、追いかけっこする子供たちに蹴散らされ空を飛んだ、楽しかったあの頃の夢、そして夢はすぐに悪夢へと変わっていた。
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