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ふたり22


 誘いに乗った男は、ホテルの部屋へ入るなり、いきなり腰を抱き頭をぐいぐい押さえつけた。
「幾らなんだ? ほら、壁に手をついて。今、持ち合わせがこれだけある。これでいいかな? いいよな?」
 財布の中から、数枚のお札が宙を舞い、何かが床に転がっていく音がした。
『ぁ』
 男が勘違いするのも無理はなかった。
「尻を上げなさい」
『あぁ ちがう ちがうぅ お金なんかいらない!』
 心臓が喉元まで上がってくるような興奮に、それを否定できる声は出てこなかった。
マキシ丈ワンピの裾がまくり上げられ、
「ガーターベルトか。素敵だ。お前みたいに、男好きする顔の女はたまらんぞ、いいだろう? 生でいいだろう? 結構な額を払った。いいよな? ムチムチした尻だなぁ。スケベ女め!」
『あぁあああ ダメ ダメ ダメ それはぁああ』
 無理やりTバックが引きずり下ろされた。
「糸引いてる…ヌルヌルだ!」
 ベッドにも連れて行かれず、シャワーも浴びないまま、ドアに手をつく私の性器に男のあそこが力強く挿入されていった。
犯されてると思った。
喘いでいた。
腰が勝手に動いていた。
垂れた涎を舐め取ると、部屋中に粘着質な音が響ていた。
その音は私そのもの…。
男の吐く息と、さげすまれる言葉。
興奮して髪を振り乱した。
でも、相手は誰でも良かった…。

 自分だけが裸の男は疲れて眠ってしまっていた。私は慌てて、汗ばみ、よれた服のままトイレへ駆け込んだ。何度も、奥の奥へ注がれた男の放出物を洗浄器から噴出す水で洗い流し、水の滴るそこへ、指を這わせると、とても熱かった。
そっと、敏感な部分に触れたとたん。体がのけぞり便座を軋ませた。
『あぁ感じてる。火照って…まだ欲しがってる』
 そこをまさぐると、もう一つの手は胸を揉み、便座はますます軋んだ。
『アイシテル… ユタカ… アイシテル』
 思えば思うほど、自分しか知らない快楽の中に堕ちていった…。
衝動を抑えきれなくなっていた…。
とてもいけないことをしたいと考えあぐね…
実行に移してしまった私は、もう一人の違う私になっていた。

 よろめく体で、部屋を出るとドアが閉まらず、隙間を見ると、外国のコインが挟まっていた。私は、それを拾い上げホテルを後にした。
もちろん、お金などは貰っていない…。
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