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『じぁあ、約束の日、ホテルのロビーで集合だおぉーん。会えるの楽しみにしてまーっす。アデュ~』
 やっと出てきたチヒロ、そう言い放つと一方的に携帯を切っていた。
「あ、ちょっと、ダメよぉ~」
 それから何度かこちらからかけてみたが、彼女が出てくることはなかった。

 電話があってからすぐ、女子会だと念を押し、主様におずおずと聞いていたユィナ。そのことを無視するかのように過ごしていたアキラは、今頃になり、その話しを持ち出してきていた。今のユィナにはあの時の事など本当にどうでも良い事。過去のほんのちょっとした事件、頭の片隅にひっそりと残る話。だが、アキラは約束の日を覚えてくれていたのだ。ユィナにはそれがとても嬉しく、アキラが昔の兄に戻ったように思えてならなかった。
 そんなことをつらつら考えてみても、大きくうねりくる快楽の波に、押し流されては引き戻す試練を与えられ、彼女たちに会う会わないではなく、我慢することに必死になっていた。我慢できたら、誉めてもらえる、抱きしめられ髪を優しく撫でてくれる、時おり見せてくれるアキラの優しさを、垣間見ようとしているだけ。
 ユィナの心や体は限界に来ていた。兄を想い、母に会いたいと願い、殺してしまった父の事を考えると、胸が張り裂けてしまいそうに痛み、死んでしまった方が…、とも考えるようになってしまっていた。だが、施される性の調教は、そんな彼女の今を別の次元、何も無い世界へ誘ってくれる唯一の方法かもしれないと思うようになっていた。
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