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 ちいさな拍手が起こり、シャンパンを一気に飲み干すアキラはグラスを置き、設置したライトを点けた。暗い室内にパッと伸びるニ灯の明かりが、ビロード素材の垂れ幕をキラキラと紅く鮮やかに照らしている。
「それではショーの始まりです。お聞きください」
 もう一度小さな拍手、アキラがコントロールボックスのボリュームを上げていくと、女の泣くような、切なげに詠われる詩がスピーカーから聞こえはじめた。必死で詠もうとすればするほど抑揚のある声になり、途切れるとすぐに荒い息と吐息が交じり合う、卑猥な喘ぎ声に変わっていった。
「あぁ!」
 慌てたヒロミがステージに駈け上がり、垂れ幕を引きずり降ろすと、天井まで吊り上げられた肉の塊にライトが当たった。錘(おもり)付きのニップルチェーンが、乳房を痛々しげに引っ張り、性器とアナルに固定された二本のバイブがモーター音を唸らせ蠢き、緊縛され背側を弓なりにしならせた詩を詠う女に、天井から伸びたマイクなど不要だった、獣のような喘ぎ声が部屋中に響き渡っていた。
『あぁああああああ!』
 驚愕の表情を浮かべるヒロミ。
「いかがですか? 妹の歌声、素敵でしょう? 俺らは愛し合っているんです。もう密会のようなことはしたくなかった。だから、あなたなら分かってくれると思って…、俺が調教した愛するユィナ、彼女の本当の姿を知ってもらいたかった」
 アキラは焦点の定まらない狂人のような顔で、凍りついたように動けないヒロミに話しかけていた。
「そうだよな、ユィナ! 俺のペニス欲しいか?」
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