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『…違う。俺らが物心ついてから今日まで、何かおかしい様子があいつにあったか? 無い何も無かった。おやじと喧嘩してたくらいで後はいたって平和そのもの、それがあの日本当に壊れた…』
『となるとなんだ? 何かから逃げた、なぜ失踪した…』
”ふたりを救って!”
 彼の脳裏に、地べたを這い必死に懇願する母の姿が鮮烈に蘇っていた。
『…ふたりを救う? 救うってなんだ? ふたりって俺とユィナのことだよな?! まさか…、お前と誰かなのか?!』
 轟音とともに出火し、焼けてしまったミィナの写真、だがなぜか綺麗なままヒロミの手に握られていたことは、ただの見まちがいだったのか?! 必死の形相で話すミィナの言葉”私がふたり居る”、台所で苦しみながら死んでいく父、返り血を浴びた妹の太ももに流れる、白濁した精液。過去のイメージたちが彼の頭の中に錯綜し、混乱するアキラは急に立ち止まり壁に頭をこすり付け、ゴンゴンと打ち始めた。驚いたユィナは、彼の額に凄まじくかいた汗を見ていた。
「ドッペルゲンガー…、もう一人の自分を見たものは死ぬ…」
 囁くようなアキラの声に、
「ぇ? なんですか、今なんて? 大丈夫ですか、アキラ様!」
 動揺しているユィナは、兄の言葉を聞き取れずうろたえていると、自身を追い込んでいるように見えていた兄が急に踵を返すよう、元居た部屋へ駈け出していた。
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