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次の日、チヒロの誘いも許可してくれた兄、「なんの話? お母様にも教えなさい、ママにも!」と、昨夜のことなど何も無かったようなヒロミに首を突っ込まれ、友達に招待されてしまったことを話したユィナは、そのホテルにはドレスコードがあるからと、彼女のドレスルームに押しやられてしまった。
「ほら見てみて~、可愛いのがいっぱいあるでしょ、あなたのメイド服作ったついでに、色々作らせておいたのよこんな時のために! ね、どれがいい?」
「え?」
「え、じゃないでしょ、着てゆく服よ? メイド服のまま行く気?? あなたのワードローブの中から何を着て行っても追い出されちゃうわよ? さぁ、好きなの選びなさい」
クローゼットには安っぽさの欠片もない一点物の服たちが並び、ユィナは自分が着ることなど想像もできず、その高級そうな布地に、巧みな縫製に目を奪われていると、
「あ~でも~、お母さんが! 選んであげる」
ヒロミはユィナに認めてもらったことが本当に嬉しかったらしく、やたらと自分のことをママとか、お母さんとか言い始めていた。
「ほらこれなんかどう? ヒラヒラいっぱーぃのフレアミニ。男の子たちの視線釘付け! あーこっちもいいわね、真逆のロングワンピ。うーん大人っぽぃいいい、でもやっぱり綺麗なおみ足は出てたほうがセクシーよね」
次々に服を取り出しては、娘にあてがっていく義母だった。
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「ほらこれなんかどう? ヒラヒラいっぱーぃのフレアミニ。男の子たちの視線釘付け! あーこっちもいいわね、真逆のロングワンピ。うーん大人っぽぃいいい、でもやっぱり綺麗なおみ足は出てたほうがセクシーよね」
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