スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

256

256

 今はアキの熱唱に声援を送りながら、ユィナは大好きなバンドと少し関わりがあることをチヒロにポロッと洩らすと、興味津々な彼女に、ボーカルとの出会いやオリジナルの詩を送っていたことを話して聞かせていると、歌い終わったアキも何杯目かのカクテルで喉を潤しながら隣で聞き入っていた。バンド名を出し知ってるかとたずねてみたが、二人に知らないと言われ、曲がかかり始めていた。次はチヒロの番、その曲は家族で歌った思い出の歌だとリクエストしていたものだったが、マイクを渡そうとするユィナの手を払ったチヒロは、突然アキの胸にしがみつき泣き出してしまった。
「チ、チヒロちゃん?!」
「ごめんねユィナさん…」
 チヒロをみつめたままのアキが言った。
「どうかしたんですか?」
 ユィナはうろたえてしまい、アキを見つめていた。
「ねぇチヒロちゃまあの事話してもいい?」
 肩を震わせ号泣するチヒロに答えることはできず、
「話すね…」
 アキはとつとつと話し始めた。
「…あのね、なんでこんなにユィナさんと会うのに時間がかかったかって言うとね…、数ヶ月前にこの子の家族崩壊したんです…」
「え?! ど、どうして… 何があったんですか?」
 ユィナの脳裏にあの日の過去が蘇りはじめていた。
「交通事故だったんです。とても酷かった…」
「それでお父さんとお母さんが? チヒロちゃんの足はその時の…」
「えぇ。ユウキさんも大怪我、私も必死に看病しました…。チヒロちゃん、いきなりのことで最近やっと笑ってくれるようになったんです…。お父様は他界されてしまいましたけど、特に酷かったのがお母様で、事故の後遺症もあって心を病んでしまわれて…」
▼応援してもらえると書く気力が沸いてきます。
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(愛欲)へ
にほんブログ村で応援
▼C.Bに面白かったらぷちカンパ
C.Bに面白かったら。WebMoney ぷちカンパ
関連記事

テーマ : 官能小説
ジャンル : アダルト

コメントの投稿

非公開コメント

検索フォーム
カウンター

現在の閲覧者数:
はじめから読んでくださいね

■全ての記事・小説のバックナンバーを表示できます。

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
プロフィール

C.B

Author:C.B
C.Bの恋愛官能小説ブログへようこそ。ここは。「ふたりの彼。玩具の私」と、その続編「妹と兄。そして震える母」の書庫になります。

■ご注意:当ブログの小説の無断使用はできません。著作権利は作者C.Bが保持しています。お問合せはページ内にあるメールフォームをご利用ください。

筆者にメール

名前:
メール:
件名:
本文:

 
応援してください
★このサイトにチップを贈る
このサイトへチップを贈る
★ポチッと応援お願いします。
書く気力が沸いてきます。
アルファポリスで応援
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(愛欲)で応援
にほんブログ村ランキングで応援
ランキングサイト
相互リンク
RSSリンクの表示
QRコード
QR
Twitter
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。