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 トイレの閉まる音がしたとたん、二人はそれぞれに信じられないといった面持(おもも)ちで、自分だけに訴えるかのような独り言を呟きはじめた。その声は微かに震え、
「分かっちゃった…
 あいつが何者なのか…
 あいつはきっときっと…」
 チヒロが話しはじめると、
「まさか、まさかあいつが…
 あのふたりが出会うのは必然だった?!」
 アキも続けて喋り出し、優しさに溢れていた顔が険しく豹変していた。
「似てる似すぎてる、きっとあいつは兄様と血の繋がる誰か…、ママには秘密があった、理由は分からないけどそれをずっと隠してた、だから会いたくなかったあいつに出会い、怯え発狂した…。それしか考えられない…、初めて会った時の印象が答えだった。答えはもう初めから分かってた! あぁぁあああまさか本当の妹?! 嘘だぁああ! ダメよ、そんなのダメに決まってる! ユウキお兄様の妹は私、わたしだけなの!」
 ソファの上で俯いたまま身動きすることも出来ないチヒロは戦慄(わなな)き、冷たい汗をかいた体は、ガクガクと大きく震えはじめていた。
「ずっとずっと男だと思ってた…。でも、あいつが”蒼い月”なんだ! 私が出会う前からあいつは私のユウキ様と出会い、男だと偽ったまま詩を送り続けていた…。あぁあああああ、なんてことなの! 許せない! そんなこと許せない! 最愛のユウキ様を殺しかけておいて、その上まだ近づこうとしてるんだ! ふたりが出会うのは運命なんかじゃない、あいつはユウキ様に取り憑こうとしてる悪魔なんだ!!」
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