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「じゃあ連れて帰りますから、後はご心配なく。今日は本当にありがとね、また遊んでやってください」
 まだ開いていたエスカレーターに乗りこもうとしているアキラ。
「あぁこれ忘れ物!」
 バッグを取り慌てて走るアキはアキラを見つめたまま手渡すとこう言った。
「あ、あの私アキって呼ばれてるけどほんとは、アキラっていうんですよ~」
 アキは焦っていてしどろもどろではあったが場を取り繕う気持ちで、真実を話していた。ついさっき、ユィナの携帯を見たとき、彼女自身も兄と同じ名であることに驚いていたのだ。
「ん?」
 聞かされた兄は瞬間”そうなんだ”とでも言うような表情を見せたが、閉まっていくドアにアキは、たった数分の出来事で計画が失敗してしまったことに、冷や汗をぬぐい部屋へ戻って行った。
「ぁあ、あの方がアキ様たちの本当のご主人様ですか? すごく背のあるワイルドな感じのイケメンさんなのですね」
 犬は話しかけていたが、無視するアキはそいつの趣味の悪いネクタイを掴み、引き千切る勢いで部屋へ引きずり込んでいった。チヒロがドアをゆっくり閉めると、二人は犬に暴言を浴びせながら殴る蹴るの暴行を加えていったが、犬には喜びでしかなかった。



 ホテル脇にある駐車場で、黒い大型のバイクがエンジン音を響かせ始めた。
「お前相当飲んだんだなこんなに正体無くして、綺麗なかっこが台無しだな、乗れるか?」
「なんでここに?」
 ゴーグルの付いたメットを被らされ、
「仕事はもう終わった? まさか、抜け出して来た?」
「アキラお兄ちゃ~ん?」
 寝ぼけたような目で矢継ぎ早に質問を浴びせるユィナ。

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テーマ : 官能小説
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