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 やっと書き上げた手紙を祈るように投函したユウキは、出向いても大した情報は得られないだろうと考えている場所へ向かっていた。そこは、ミィナとユタカが暮らしていた愛の巣。二十数年前の建物がまだ残っているか不明だったが、ナビを頼りに車を走らせていると、街道沿いに何本も立っていた広告用のノボリにはそのマンションがリフォーム中と書かれてはいたが、風化し撤去寸前のゴミのように見えていた。

 あの辺りかと思われる場所に建物が見え始め、ユウキはホッと胸を撫で下ろしていた。マンションは健在で外装も手直し中で当時の面影は消えているはずだったが、ミィナたちが住んでいた部屋はモデルルームとして開放され、空き物件はどれも格安で売られているらしかった。中庭のようになった場所にはプレハブ小屋が建てられ、不動産関係者が数名在中しているのを見て、話を聞こうと中へ入り当時のことを知る人物はいないかと尋ねていたが、客ではない若そうなユウキを色眼鏡で見たスタッフたちは忙しそうに、家族連れを接待するため外へ出て行ったり、携帯で話しこんでる別のスタッフにはチラッと見られただけで無視を決め込まれていた。ムッとするユウキだったが仕方無しにミィナたちの部屋、モデルルームへ向かおうとしていると、隅っこでお茶を啜っていた作業着の老人がブツブツ言い始めた。
「帰れ帰れガキお断り…」
「えっ、なんですか?」
「また”あの話し”だろ?」
「あの話し? あの話しって?」
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