スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

278

278
「おいおい、あんまそう矢継ぎ早に聞くな、先生はほらそこから見えるだろう? その部屋の手すりから落ちて頭パックリ割れて…、自殺も疑われたけどな、結局事故扱い」
 老人は続けた。
「そうだよ三人だった。ていうか、いつの間にかそうなってたな。双子の片割れがいつの間にか現れてて、先生たち似てるなんてもんじゃなかった、近所で評判の双子だったね」
「そんなに?」
「なんていうか普通双子つっても、どっか違ったりするじゃない? 違うんだ、これがほんとの瓜二つって感じでな、わしも仲良くさせてもらってたからなんとか二人の違いを見つけてやろうとしてたんだけど、無理だった」
「その当時もう一人、母とは別の女性が出入りしてたことはなかったです?」
「ん?」
「頻繁に出入りしてた女性は?」
「んんん~~~、無かったかなぁ? え、まさか4P?! ひぇえええ~。ちゅーかあんたどっちの? あぁああああすまんすまん忘れてくれ、だって男二人に女が一人だよ? 近所でも評判だったのよそこが一番、だから覚えてる、ウププププ」
 興味本位で話す老人はニヤつきながらまた茶を啜り、
『俺はどっちの子なんだ…』
 その男の言うとおりだと思い知らされていた。
「すぐそこのモデルルームは出入り自由だよね?」
 ユウキが聞くと、
「ん? 案内居ないと入れない鍵かけてある。ガキお断りって言っただろ? パパとママ連れてきな、それでなくてもファンだの、気持ち悪い奴らだのが未だに来やがるし、もうたくさんだっての…」
「気持ちの悪い奴らって…? もう一つ、あと一つだけ聞きたいことが」
 老人にそっぽを向かれてしまったが構わず質問するユウキに、
「一つ? あぁそうそうもう一つある。言っていいか分からんけど…」
 老人は声を潜め話し始めた。
「…もうひとりの先生はユウタって名前だったんだけどな、事故の後すぐまるで消えたみたいに居なくなってた。…だからわし事故だって思ってないんだよ」
 聞こうとしていた事はまさにそれだった。双子の片割れのことを知ろうとしていたユウキに、身内による”殺人”ではなかったのかという疑惑を植え付けていた。
▼ぜひポチッと応援よろしくお願いします
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(愛欲)へ
にほんブログ村で応援
▼C.Bに面白かったらぷちカンパ
C.Bに面白かったら。WebMoney ぷちカンパ
関連記事

テーマ : 官能小説
ジャンル : アダルト

コメントの投稿

非公開コメント

検索フォーム
カウンター

現在の閲覧者数:
はじめから読んでくださいね

■全ての記事・小説のバックナンバーを表示できます。

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
プロフィール

C.B

Author:C.B
C.Bの恋愛官能小説ブログへようこそ。ここは。「ふたりの彼。玩具の私」と、その続編「妹と兄。そして震える母」の書庫になります。

■ご注意:当ブログの小説の無断使用はできません。著作権利は作者C.Bが保持しています。お問合せはページ内にあるメールフォームをご利用ください。

筆者にメール

名前:
メール:
件名:
本文:

 
応援してください
★このサイトにチップを贈る
このサイトへチップを贈る
★ポチッと応援お願いします。
書く気力が沸いてきます。
アルファポリスで応援
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(愛欲)で応援
にほんブログ村ランキングで応援
ランキングサイト
相互リンク
RSSリンクの表示
QRコード
QR
Twitter
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。