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 ユウキは繰り返し繰り返し見ていた。心霊現象だと思われる部分のことなどどうでもよく、母と娘の楽しげなシーンそこだけが彼の興味を惹いていたが、何故なのか自分でも分からずただ気になって仕方ないとじっと見入っていた。
「気色悪い動画だな…」
「でもこの子可愛いぃ~、僕も結婚したら娘が欲しいって思ってるんですよ」
「じゃあ俺がお前の妻とゴニョゴニョして、娘を!」
「ナナセさん!!」
「ていうかこの母親すげー美人に見えるんだが、ジュルルルル!」
「……ていうかリーダー固まってるよね。おーぃ、意識ありますか~? 戻って来て~」
 メンバーが集まっても気づかないユウキは、こないだ行った中華街のことを思い出していた。町に溢れている人々、はしゃぐ子供、家族、路地に逃げ込む母猫、店で唐突に現れた女の子…。
『娘…、あぁああああそうか、そういうことだったんだ。母子、母親と子供、子供だ、あの子はミィナの言う”あいつ”の娘! きっとそうだ!!』
 ミィナが狂った理由はそれしかないとチヒロと同様に真実に突き当たり、身動きすることも出来ないまま動画を見つめ鳥肌を立ててしまっていた。
「うぁ!」
 その瞬間を見たヤマトが身震いし、自分の腕をさすっていた。
「リーダーってば、いつからオカルト好きになったの? 早く練習しましょうよぉ」
「え? あぁ、お前ら来てたのか」
 思わず彼らを見回すユウキだった。
「おぃおぃプロポーズするんだろう? しっかりしろよ、これってそんなに怖いの?」
「あぁ? いゃ怖くないさこんなの…」
 ナナセに言われ、ノートパソコンにまだ流れ続けてる画面を焦って閉じていた。
「ついさっきみんな集まりましたよ? 遅れたのは、来てたのにリーダーだけと言うオチ」
 トモヤが話していた。
「すまんマジすまん、ハハハハ…」
 あの子が誰なのか気づいてしまったユウキは、居ても立っても居られず手紙の返事を待たず生家に出向いてしまおうかと考えたがまた戸惑ってしまい、約束した人物と会ってからでも遅くないと思ってしまっていた。

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