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 古めかしい日本家屋の木戸をくぐり玄関のチャイムを鳴らしていた。するとすぐに女の人の声がし、出て来たのは年配のふくよかな叔母さん、彼女は訪問者の顔を見るなり涙ぐみ彼を抱きしめていた。
「お手紙ありがとう本当にありがとう…、おばあちゃんが一番喜ぶわ」
 彼女には彼が、すぐにユウキだと分かったらしく涙声で目元がユタカに似てると言い、居間に通してくれた。
「おばあちゃん少し前に死んじゃってねあの世で残念がってるはず、あなたのこといつも気にかけていたから、良かったらお線香上げてくれる? お茶入れて来るね」
「あぁお構いなく…」
 少し緊張してるユウキは仏壇に向かい焼香を始めた。位牌が幾つか並び、初めて見る祖母のにこやかな写真が飾られていたが、その奥に象の形をした子供用の玩具が置かれているのを不思議に思い、線香に火を点け手を合わせていた。
 焼香を済ませ振り返ると枯れた木が庭に立っているのが見え、ユウキはその木の奇妙な形にあの動画のシーンを思い出してしまっていると、障子が開き叔母さんが戻って来ていた。
「お返事書今日出したのにもう着いた?」
 叔母さんはお盆から、お茶とお菓子をユウキに差し出していた。
「いえこの辺に来る用事があって…、思い切って来てみました。あの失礼ですが、あなたをなんてお呼びすれば?」
「あぁいけない私が誰だが分かる訳ないわよね、私はおばあちゃんの妹になるの、だからあなたにとっては大叔母ね、手紙にはきちんと書いておいたけど、ここへ来るのに何も遠慮は要らない、いつでもおいでなさいな」
「ありがとうございます」
「でもほんっとミィナさんに似てる、面影がそっくり、おばあちゃんも私もあなたに会った事あるのよ? うんっと小さい時だけど、こんなに立派に成長してるなんて夢にも思わなかった。私たちのユウキちゃんはあの時で止まったままですもの、お母さん元気?」
「はい…、おかげさまで、でもどうして母はヤマキタのことを一切教えてくれなかったんでしょうか?」
「あぁ色々知りたいって手紙に書いてきてたわね、それは新しい旦那さんに気を遣わせたくなかったからだと思うわ、そしてそれは、おばあちゃんがミィナさんに強くお願いしてた事でもあるの」
「どうして?」
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