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310 学校

310
「うぅうんいいの、いいのです。遊びの話だし、おかあさんお大事にね。あーあのねユィナさんの住所教えて~、前聞きそびれてたし」
『あぁ時間きちゃった。メールするね、ごめんね~チヒロちゃん』
 搭乗するであろう飛行機のアナウンスが聞こえ、
「うんうん、気をつけていってらっしゃいませ。はーぃまたでぃ~っす」
 出立口を抜け飛行機に乗り込んで行くユィナを想像するチヒロは、
『くそくそくそ! 帰って来なくなったら計画が水の泡!!』
 地団太を踏み舌打ちしていた。
『ぁああああ! あいつのおかあちゃんって誰なの?! あいつにばかり気が入ってて考えたことも無かったよぉ』
 校庭を抜け校舎へ入ろうとしていたチヒロ、そう思い立つと校門へ引き返そうと振り向いたが、
「ねぇてば、ねぇ~チヒロぉ!」
 数少ない友人が一人傍らに立っている事に気づいた。
「うわぁ居たの、脅かさないでよぉ」
「ひっどぉーぃ、ずっと声掛けてたのに考え事してた?」
「ごめんごめん。あ、あのさ休学届け、退学でもいいや、そー言うのってどうやって出すのか知ってる?」
「え? 分からないけどぉ、えぇえええ~ どういうこと??」
「あ、いいや私帰るね。ちょっと体調不良だから先生に適当に言っておいてくれない?」
「ちょっと待って待ちなさいって、ちゃんと話してよぉ~、単位危ないの分かってる?!」
「あ、もう一つだけ、今でも英語の先生のこと好き?」
「な、何を言い出すのよぉ、好きだよぉ~夢に見るもん。って今は違うでしょ!」
「男って簡単だよ? ストレス抱えてそうな先生なら特に、押し倒して跨ってモグモグ、シコシコしてあげたら一発で虜よ~」
「モグモグ、シコシコ・・・? モグモグシコシコで一発」
 友人の顔が見る見る真っ赤に染まると、
「ごめん行くね・・・」
 寂しげな顔で友人の静止を振り解き駆け出し、車の往来の多い校門前から飛び出すようにタクシーを止め、最寄の駅を指示し座席に滑り込むとすぐにメールを打ち始めていた。

「あらぁ? チヒロちゃんからだ」
「どうせ忘れ物した~とかだよ、しょうがない奴め」
 ハンドルを握るユウキは、助手席で携帯を操作するアキをチラっと見て言った。
「かもねぇ~ うふふ」
|チヒロ:北海道へ行きます。
『えっ?!』
 瞬間固まってしまったアキは、即座に返信していた。

▼過去の作品リンクをトップに貼りました。

ラブコメ「猫がこっち見てる。」
恋に恋する女子高生イリの”初めてH”物語。一切アダルトシーンはありませんし、ありきたりで古めかしいドタバタラブコメディですがお暇ならどうぞ。

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