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315 病院

315

 大きな建物が見えて来ると屋上の看板で目的の病院だと分かり、裏口から関係者用スペースに車を止めたミィナは、受付で通行パスを確認されるとスタッフオンリーと書かれたエレベーターで地階にあるサイトウの研究室の扉を開けていた。
「先生! サイトウ先生、娘を連れて来ました」
「あぁお待ちしてました。首をながーくして待ってましたよ、ユィナさんですね? おはようございます。私はお母さんの担当医サイトウと言います。お疲れだとは思いますが、とりあえず採血しますからこちらへ」
 パソコンを見つめ立ったまま作業していた医師はくるりと振り向きにこやかに来客に微笑むと手招きするように、医療器具の置かれたワゴンの前にユィナを座らせていた。
「おはようございます。ご迷惑お掛けしたみたいで申し訳なく思ってます。色々事情があって、やっと来ることが出来ました・・・。母の容態はどうなんですか? 何か特殊な症状だってメールで読んだのですが、今の彼女は本当に大丈夫なんでしょうか?」
「はい。おいおい、お話ししますから今はリラックスして下さいね」
「あぁはい」
 消毒された腕の静脈に刺された大きな注射器に血が抜かれると、小さな絆創膏を貼られ押さえてくださいと言われ、
「このまま問診しますから」
 風邪で掛かった時とまったく同じようなことをサイトウはユィナに施していたが、瞳にペンライトを当てられたり、今の精神状態をダイレクトに聞かれたり、口の中からDNA検査だと麺棒で細胞を取られたり、自分のカルテを作成されていくユィナは、指紋も取りましょうと言われさすがに不思議に思い質問していた。
「私にも母と同じ症状が出るかもしれないと言う事なんですよね? それと、指紋採取と何か関係が? 警察みたいで怖いです・・・」
「すいません、どの程度お話しを聞いておられるか分からないんですが、あるとしか言いようが無い症状をお母さんはお持ちなんです。あなたにその症状が出るかどうかすら、検査しても分からないかもしれない・・・、でも、もしその可能性が発見できればそれに越したことは無いと考えてのことです」
 少し怯えたような表情でサイトウを見つめるミィナだった。
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