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320 手紙

320
 呆然と立ちすくんでいたミィナが我に返ると、携帯の着信音が鳴っていた。
|ユィナ:おかあちゃん、サイトウ先生が呼んでるから早く行ってください。あたしは今日からビジネスホテルにでも泊まります・・・、ごめんなさい。
|ミィナ:分かったけど、検査には絶対来ること! あなたがなんて思おうと立ち会うから、それだけ了承しなさい。そして、もしあなたが家に向かうのなら、鍵はいつもの所に置いてあります・・・。
 そして母は、
『でも出来れば行かないで・・・、あなたがお父ちゃんを殺してしまったのはきっと事故、アキラの優しさは誰よりも知っているでも、報いを受けるってどういうことなの?!』
「バカなことだけは・・・」
 そう続けようとしていたが何度も直しながら、言いたいことの半分も書けぬまま送信すると、もぅ何も考えられないと足は喫煙小屋の汚いソファを目指していた。

「あぁやっぱりここだった。また吸い始めたんですね・・・」
 入って来たサイトウが、小屋に一人きりの彼女を見ていた。
「あぁ先生すいません・・・、いかなきゃって思ってたんですけど」
「そうですか・・・、娘さんはどちらに?」
「今日からホテルに泊まるみたいで行ってしまいました・・・。娘はヤマキタが双子だったっとアキラから聞かされたみたいで、もう一人のことに気づくのも時間の問題かもしれません・・・、検査さへ終わってくれたら・・・」
 サイトウは、辛そうに顔を覆ってしまったミィナの傍らに座り込み、
「彼女だけ検査しても意味がありません・・・、よくお分かりのはずです。あなたの手で投函してくれますね?」
 持ってきていた手紙をその手に握らせていた。

 正門の角にあるポストまで歩いていくミィナの後ろ姿にホッとし院内へ戻ろうとしていた医師の前に、この辺りで見かけたことのない制服を着た少女が物影から飛び出し駆け寄っていた。
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