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323 質問

323 
「じ、実はさっき私も彼女に会ったんです・・・。不用意な一言で逃げられてしまって、どうやって探そうか思いあぐねてました・・・」
『そうだったんですか? どうして知らせてくれなかったんですか・・・』
「ごめんなさい・・・、私も彼女と向き合って聞きたいことがあります、でも・・・」
『えぇ、少し話しただけでも彼女が混乱し興奮してるのが分かりますから、すぐこちらへ来てもらえますか?』
「もう向かってます」
『落ち着かせたら帰らせましょう』
「はい宜しくお願いします。先生、本当にほんとうにありがとうございます」



 部屋のすぐ外でミィナと話していたサイトウはドアを半開きにして中へ入り、診察中を示すビニールカーテンを引くと入り口からは見えなくなり、診療椅子でクルクル回りながらジュースを飲んでいる彼女の前へ自分の椅子を移動させ腰かけた。
「ごめんごめん待たせて、少しは落ち着いた?」
「うん。でも、ママの話を聞かせてください」
「えっとね。まずこちらから少し質問があるんだけど」
「いいよ」
 チヒロの愛くるしい瞳は片目だけが微笑んでいた。
「君の体調はだいぶいいみたいだね」
「お医者さんは今がベストの状態だろうって言ったけど、これ以上元に戻りようが無いってことだよ」
「目は?」
「義眼はめてるけどこの眼帯お気に入りなの、ドクロマークのもあるんだけど学校には着けて行けないから」
「そうなんだね。ところで今日学校は?」
「休校だったからです・・・」
「どうして一人なんだろう?」
「誰も相手してくれないから・・・」
「すると、お兄さんにも教えてないのかな?」
「ん~、ユウキお兄ちゃまは今日からしばらくの間合宿行くって出て行った。アキさんも一日だけど留守にするし、未成年の妹放ってそんなとこ行きますかね普通・・・、連れて行って欲しかったのに・・・。でも・・・」
「でも?」
「先生~そっちに居ます~? 検査に出す物取りに来ました~」
 その時看護婦が半開きのドアに不思議に思いながら、ノックして入って来ていた。
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