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325 目的

325
『あぁあああ、やめなさい!』
 少女の軽々しい性衝動に、思わず飛び出しそうになったミィナだったが、
「座りなさい! 君は何をしてるんだ・・・。自分の言ってることが分かってるのか?!」
 一喝してくれた彼に、思い留めていた。

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「答えなさい、何をしに一人でここへ来たのか目的が何なのかを、答えてくれないと病気のママをここへ呼んで一緒に話すことになる、ユウキ君にも連絡を入れるからね?」
 サイトウはメモ帳を開き、内線電話に番号をプッシュしはじめた。
「あぁああああ待って先生待って! ごめんなさい、ごめんなさい! お兄ちゃんは何も知らないの! でも、あいつからママを引き離さないと全てを奪われてしまうんだ!」



 薄暗い暗い部屋にベルが鳴っていた。電話機の小さなディスプレイに番号が通知されベルが八回鳴ると留守番電話に変わっていたが、メッセージの代わりに人の争うような声が短く録音され切られていた。ここはユウキの自宅、誰もが用を抱え外出し人の居ない家に温もりは無く、ただ閑散とした物置のように静まり返っている。

 そして、カーテンが開くと蒼ざめた顔のミィナが現れていた。
「あぁママ怒らないで叱らないで、逃げようここから先生と三人で!!」
「チヒロちゃん・・・」
「教えて! あいつはママの隠し子なの? ママはずっとあいつを嫌っていたから、会いたくなかったから、狂ったの? チヒロはあなたにとって何なの? ママぁああ!!」
『向こうの家族と会っていた・・・』
 ミィナは床にペタリと座り込んでしまっていて、必死なチヒロに立たされようとしていて、
「君の本当の目的は・・・」
 サイトウも顔を蒼ざめていた。
「落ち着いて、落ち着いて聞いて、私はあなたのママと双子なの、双子の・・・、だから落ち着いて」
「嘘! 嘘! 嘘! この傷は公園で遊んでたお兄ちゃんをかばおうとして付けたって覚えてる、こんな昔の傷まで似る訳ない!」
 ミィナの襟足を見つめるチヒロだった。

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