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330 記録

330
 立ち入り禁止のこの場所に彼が通い始めてから数ヶ月、ここは元々彼の父親が経営していた施設だったが、借金まみれで倒産してしまい長らく買い手が付かず荒れ放題になっている場所だった。だが彼はここのおかげで女神たちともっと親しくなれそうだと初めて感謝しながら実の父親を撲殺し焼いてしまっていた。

 男はこの施設に再び電気を通し明かりを灯すと、大量のガソリンを持ち込んだ後、焼却炉のある一階部分にせっせと監禁部屋を作り上げ、古道具屋から買った手術台に拘束具を取り付け、大小様々なナイフ、料理包丁の類や、古ぼけて錆び付いた工具の類を棚に並べ、業務用の冷蔵庫には食料品や水、中二階になる階下を見渡せる事務所には女神たちが寝泊りする部屋だと改修に力が入り、壁をピンク色に塗り、天蓋付きで蚊帳(かや)の掛けられた清潔なベッド、ドレッサー、テレビにオーディオセット、ゲーム機までも用意し、彼女たちとのその日を夢見ていた。

 戻って来た男がガスの元栓を閉じ蓋を開けると、そこにはやはり燃え切れていない黒こげの死体が転がっていて、鉄の棒で突付くと骨に肉片がこびり付く生焼けの状態だった。
「もう一回やってみるか…」
 財布を中へ放るとライター用のオイルを遺体に注ぎ、今度はマッチで火を点け、
「燃えてる間に最終チェックだ…」
 と、監禁部屋の裏側にある扉を開け体を折りたたむ様に中へ入り込み、真っ暗な狭い部屋にパソコンの起動音を響かせると、数台あるモニターが一斉に灯り暗がりに男のこけた頬の輪郭が浮かび上がった。彼は建物内で起こる全てのことを記録しようとしていて、ありとあらゆる場所に定点配置した監視カメラの一台一台の、ズームや角度を入念に微調整し、最後に手術台を映すカメラの一つをズームアップすると、その上で行われるであろう壮絶な光景を想像しハァハァと悶え始めズボンを脱いでしまっていたが、男はホテルでやらかした事の罰だと、女神様たちから平常時のままのペニスに紐をグルグルに巻かれ絶対に外すなと命令され、興奮してしまえばしまうほど激痛が走るはずだったが、彼は堪(こら)えきれず握り締めしごき、
「ぎゃああぁああああ!!!」
 体を仰け反らせながらすぐに果ててしまっていた。
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