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340 狂気

340

「ふぅ・・・」
 自分と、自分に良く似た男性とが、一つの下半身から二つに分かれて生えているという、奇妙すぎる夢から目覚めたユィナは寝汗が酷くすぐにシャワーを浴びたかったが、着信のあったミィナに、
|ユィナ:教えてください、どうしても知りたいことがあります。どうしてあたしの兄弟・・・、お父ちゃんとの子を堕胎したの?
 答えは返ってこないだろうと思いつつも、義父が狂気に走った原因はこれしかないのだろうと、ずっと心の中に棘のように刺さっていた疑問を送信し終えると、連絡の入っていたサイトウへ電話を入れていた。

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「すいません遅れました。誓約書のことでしょうか?」
『はい。それもあるんですが実はさっきミィナさんと良く似た症状の方が東京に居ることが分かってしまってですね、緊急のオペに出向くことになったんですよ。検査自体はスタッフにやらせますから・・・、とりあえず三日ほど入院してもらえませんか? 個室とまではいきませんが相部屋を用意しますし、その方があなたの体調を管理しやすいんです・・・』
 終始慌てているように話すサイトウは最後に付け加えるように書類作成の為に印鑑が必要だったと言い、入院を了承するしかなかったユィナも慌ててフロントへ電話し、ハンコの売られてそうな店を聞くと表に出て行った。

 自宅に着いたチヒロは眼帯を外し義眼の目になると、堰(せき)を切ったように話し始めていて、兄のバンドデビューは大成功するとか、兄とアキと言う恋人との婚約が決まったこと、二人に子供が出来たら命名して溺愛すると言い、母親が運転できるまで回復してることを満面の笑みで喜び、以前はたまに入っていたお風呂に一緒に入ろうと甘えられてしまい、この少女のどこに殺意があるのか考えられなくなってしまっていたが、どうしても彼女の口から真意を聞き出したかったミィナは甘えられるまま風呂へ入り、義眼を外したその顔、引きずるように歩く左足の手術痕、チヒロ自身にもどうしようもない滞りや憎しみがそこに潜んでいると気づかされていた。

本日の一言:お待たせいたしました。とりあえず再開。そして341話 恐怖につづく!

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