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350 呪縛

350
 食い下がるタドコロがいきなり全ての経緯を割愛するようにそう言い切った瞬間、彼女は既に取材活動を始めていて、結局あのオカルトマンションに行き着いてしまい、ユタカがユウタと暮らしていた事を何かの霊現象と結び付け、雑誌で食い物にしようとしてるのだと分かってしまったユウキ。
「…二度と掛けてこないでくれ」
 これ以上話すことは無いと冷たく言い放ち携帯を切り、
『そんなことあり得ないだろ、霊現象? いい加減にしろ!』
 頭を被り振り真っ向から否定したかったが、
『…だけど、どう考えても父たちの事は分からない…、ママはその事を必死で隠そうとしている…? 俺を殺そうとした理由…、子供、化け物の子…、俺…』
 もしかしたらという思いがよぎり、呪縛のように頭から離れなくなり始めていた。

 ユウキに携帯を切られたタドコロはタバコの煙を吐きながら、編集部で誰かと話し込んでいた。
「ーで、結局切られちゃった」
『し、仕方ないですよ、当事者がいきなりそんな話聞かされて怒るの無理ないし…』
「こんなのいつもの事だから気にしなくていいわ。でもね、なんとなく彼がこの話に興味を持ってそうなのは感じたから、なんかあるって思うの…」
『へぇ~、そ、そうなんですかぁ…』
「そっちにはまだなんも変化無し?」
 タドコロは、話してる相手が立ち上げたライブカメラのサイトをパソコンで眺めタバコをもみ消すと、
『はい、何も起こらないですって言うか気が変になりそうです…、カメラだけ置いて通わせてもらえないですか、ダメですか? このおっさん…、フクモトさんずっと怯えてて何すっか分からんからハンパなく怖ぃ…』
 小太りな男がライブカメラに向かい怯えた目を泳がせていた。
「ダ、メ、よ?! なんの為にあんたを雇ったって思ってるの、何かが起こるほうがあなたにとって幸せなのよ。ヤナギハラちゃんの売り込みっぷりにガッツを感じたから雇ったんだし、新参者はからだ張るしかないの!」
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