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ふたり66


 重い足取りで、マンションに戻った私は、ポストに溜まったチラシや、郵便物やらをごっそり取り出し、切手も消印も無い手紙を見つけてしまった。
[神岡 美伊奈様へ]
裏を見ても、差出人の名は書かれていない…。
『なんだろう?』
 何か硬いものが入っていて、急いで封から出すと自宅の合鍵だった。添えられた手紙の数行を読み、壁にもたれブルブルえだしてしまった…。
『あぁあああああああああああ!』
 信じられない内容に、

--------

ミィナ

絶望しないで きっと あなたにも私と同じことが起こる

さようなら

さようならユタカ

さようなら

--------

 鼓動が一瞬止まったように感じていた。

「嘘だ!
 こんなのでたらめに決まってる!
 死んじゃいけない?
 生きないといけない?
 このまま、ユタカの後を追ってもいいよね?
 このままじゃ… このままじゃ…
 気が狂う…」
 
 所々が涙で滲んだような手紙、文体も、自分が書いたとしか思えない筆跡。そう、ミィナも分裂していた。
空き巣に入ったのも、ATMの映像も”私”だったのだ。
ミィナの脳裏に、揺らめく”影”が蘇り、体のえがますます酷くなっていく。
「グゲェーッ」
 きちんと食べていない衰弱している私は、地面に崩れるようにうずくまり吐く物も無く吐いていた…。
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ジャンル : アダルト

tag : さようなら さよなら 分裂 手紙 永遠

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