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妹と兄10

妹兄10
「ギャアアアアア」
 数分後、悲鳴が響いた。痛さに耐えられず狭い部屋をのた打ちまわり、家財道具を蹴散らし倒れ込むと、鮮血が広がっていった。
「あーんあーんあーんあーんあーん」
 子供のように泣くユィナの前に、血まみれの男が立っていた。
「おにーちゃん!」
 返り血を浴びたアキラだった。
「もう怖くない。こわくないよ、こわくない…」
 彼自身も涙を溢れさせ妹を抱きしめていた。緊張で硬く握られていた彼女の手をゆっくり押し開くと、代わりに自分の指を絡めてあげた。
「もう大丈夫、もう…」
 大量の血を浴びたユィナ。呻き声は消え、床に流れ出す血も止まっていたが、自分の足にすがっていた父の手の生々しい痕が残り、兄の握る凶器のような物が、付着した血の間からギラリ照り返っていた。それは、台所下のナイフホルダーから抜き取られた包丁だった。扉の蝶番が一つ壊され半開きになっていた。
「おにーちゃん! おにーちゃんのことが好き! 大好き。ずっと一緒に居て! 愛してるの。あーん。あーん。あーん。やっと言えた。やっと言えたよぉー」
 ずっと泣いている妹。
「俺も、ユイナを愛してる。妹としてじゃなく女として」
 二人は唇を交わした。それは、互いがこれまで言えず思い悩み、この瞬間を待ち望んでいた証だった。妹も兄をきつく抱きしめていた。
「あたしをおにーちゃんの女にしてください…」
「ずっと前からこうしかった…」
 兄はしがみつく妹の足を開きゆっくり挿入していく。ふたりは目を閉じ、温もりだけを感じあうようにきつく抱きしめあった。
『感じるよユィナ』
『おにーちゃん! アキラにーちゃん』
『救ってあげる、救ってあげるから、何も心配いらない。好きだ。好きだ。好きだ。俺だけのユィナ!』

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