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妹と兄22

妹兄22
「ママー! 兄貴の様子がおかしい。絶対なんか隠し事してるぅっ」
『もがもがががががっ』
 告げ口しようとする妹を、慌てて追いかけ羽交い絞めにし口を塞いだ。
「分かった、わかったから。なんでもないから行くな、内緒にしろ!」
「離せ~ 話してよ! 教えてくれないとチクル。それが条件」
「…」
 僕が口ごもると、
「ミィナぁぁあー」
 チヒロは小さな声で叫ぶフリをした。
「分かった。わかったから。ったくお前って奴は…。本当に誰にも言うなよ?」」
 僕は仕方なしに友達が起こしたらしい、事件の話しをした。
「ぉ、お父さんを友達が殺したって… すごすぎ… リアル友じゃないんだよね?」
「そうだよ、ネットの友人…」
「ニュースでやってたんだ」
「少し前メール貰って、寝れずに見てたんだ…」
「…そっかだから泣いてたのか…。あんま家族に心配かけさせんなよ」
 肩をポンポン叩くチヒロは心配そうな顔をしていたが、
「なんだとー もっぺん言え!」
 僕はその上から目線が気に入らず怒りかけた。
「あっ。ママーー! おはよ♪」
 小突こうとしたらミィナがリビングに来てしまい。俺はママと顔を合わすこと無く、そそくさと自分の部屋へ戻って行った。
「おはよー 朝から嬉しそうねぇ」
「おにーちゃんのすんごーぃ秘密、教えて貰ったから~」
「秘密? ヒミツってなーに」
「ユウキのヒミツ教えてあげる…。学校の女子に人気なんだよぉねぇ~ ギターを爪弾き歌いだすや否や、女子がわんさか寄って来て。黄色い声が~ ワ~ キャ~ッ ユウキ様~ あたしから食べて~ とか。知ってた?」
「あら~ そうなんだ。それはそれは」
 ミィナは、階段を登る息子の後姿を見て、
「最後の台詞は余計ね」
「イッターィ」
 チヒロのほっぺを、つねってくれていた。

 そして、大人になっていく僕は、それから少しずつ変わリはじめていった。
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C.Bの恋愛官能小説ブログへようこそ。ここは。「ふたりの彼。玩具の私」と、その続編「妹と兄。そして震える母」の書庫になります。

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